校長あいさつ

 昨年、令和2年1月15日夜、日本国内で検知された新型コロナウイルス感染症第一例目の確定診断がなされて以降、すでに1年以上が経過しました。全国的な学校臨時休業がスタートしたのも、もう1年以上前になります。しかし、新型コロナウイルスは未だ収束せず、全国的、世界的に大きな不安やストレスを抱える中、令和3年度がスタートしました。

 子どもたちの成長にとって最も大切な安心・安全が脅かされています。しかし、学校や大人は、子どもたちの育ちや学びをなんとしても保障しなければなりません。引き続き制約の多い中ですが、今年度も3密(密閉、密集、密接)の回避やマスクの着用、消毒などの感染対策に気をつけながら、伊吹小学校の教育を推進、展開してまいります。本年度も本校教育へのご理解、ご協力、ご支援をよろしくお願いいたします。

 伊吹小学校では、今年度の教育目標を「自分を認め 分かり合い しなやかに生きる伊吹の子」と掲げました。「子どもたちに自信を」という本校教育の基本的テーマを継承しつつ、この目標に次のような願いを込めました。


「自分を認め」=得意なことも苦手なこともある自分。できることもあるけれど、できないこともある自分。でも、  
        その全部が自分だし、苦手なことやできないことがあって、諦めずに挑戦したり、努力したりする
        自分が大切ということ。自分に気づき、自分を知って、そして自分を大切にできる人になってほし
        いという願い。

「分かり合い」=得意なことも苦手なこともあるのは、みんなが同じ。友だちだって、みんな同じ。分かり合って、
        認め合って、そして励まし合ったり、支え合ったりできる関係をつくれる人になってほしいという
        願い。

「しなやかに」=自分に自信をもった人になってほしい。その自信は、簡単には折れない自信。嫌なことや辛いこと
        があっても、柔らかく受け止めたり、受け流したりしながら、強くしなやかに生きられる人になっ
        てほしいという願い。


 まずは自分を知り、認めることから始めます。子どもたちには、「自分のことを大好きになってください。」と伝えました。自己肯定感、そして、自尊心へとつながっていくことを願っています。
 伊吹小学校の新しい歩みを始めます。

                                   令和3年4月  校長  中村 德稔