マンホールトイレと堰堤と。
現在、本校の前庭ではマンホールトイレの設置工事が行われています。
連日の猛暑ですが、今も外から工事のドリル音が聞こえてきます。
この異常な気候の下、工事に携わってくださっている皆さんには本当に頭が下がります。ありがとうございます。
マンホールトイレとは、地震や台風などでライフラインの寸断によりトイレが使用できなくなった際に、迅速にトイレ機能を確保するための設備です。
本校では伊吹地区の土砂災害発生時に、体育館を避難所として開設したことがありましたが、電気も水道も異常はなかったため、トイレで困ることはありませんでした。
しかし、現在も被害が拡大している令和8年熊本地震では、電気と水道の寸断によりトイレやお風呂といった問題に直面されています。
10年前に大きな地震を経験した熊本では、きっと対策が進んでいたはずです。それなのに今回も甚大な被害に見舞われてしまいました。
伊吹地域でも、土砂災害対策が進んでいます。本校の2階からは、工事中の堰堤が見えます。
手前はベルトコンベアで、奥に見えるのが堰堤です。
実は、8月下旬に本校職員と一緒に堰堤の見学に行くことになりました。
本校学運協の髙橋会長、工事を所管されている県事務所、工事を請け負っておられる建設会社のご厚意により、現場見学が可能となりました。
再度の土砂災害を防ぐために、学校のすぐそばではどのような対策がなされているのか、この目で確かめてきます。
マンホールトイレも堰堤も、伊吹地域の住民の生活を守るために行われる「公助」です。ぜひ本校の防災教育の教材としてぜひ取り込みたいと考えています。
たまにまとまった雨が降ると、「伊吹山はだいじょうぶだろうか・・・」と今も不安になります。
学校では、防災教育やイブキジャコウソウの植生といった長期的な展望に立った取組を進めていますが、それだけで被害を防げるわけではなく、今回の堰堤のように即効性のある対策も必要です。
あらゆる立場の人が、あらゆる方法で伊吹山を、地域住民を守ろうとされています。本校の防災教育においても、それらに携わる方々の思いに気づけるものにしていきたいです。